レバナス1,000万円からの運用シミュレーション【取崩し戦略】

投資

NASDAQ100指数の日次の2倍の値動きをするレバナスですが、過去の圧倒的なリターンに魅力を感じて、投資されている方も多いことでしょう。
かくいう私もその一人です。

今は資産形成期ということもあり、毎月積立設定を行い、相場が下落した時に
たまにスポットで追加投資を行っているスタイルを取っています。

現在のレバナス資産額は、個人では500万円も届かない程度です。(家族全体はもう少しありますが。)

レバナスの値動きはある程度理解しているつもりですし、今はレバナスの資産額も高くないので、暴落しても全く気になりません。
むしろ安くたくさん買えてラッキーぐらいに感じます。

ただこれが1000万円、2000万円、3000万円と資産額がだんだん増えてきて、たっぷり含み益を蓄えてきたらどうでしょう。
暴落はいつか必ず発生するものと理解してても、利確したい衝動にかられないでしょうか。

そこで今回は、たっぷり含み益を蓄えたレバナスを我慢できず途中で利確するパターンを考えたいと思います。

シミュレーション

【前提】
・レバナスを投資運用し続けて、何とか1000万円到達
・1年に1度年初に利確
・利確額は、1,000万円を超えた金額の50%までとする
 (例えば資産額が1500万円であれば、1000万円を超えた500万円の半分250万円のみ利確する)
・資産額が1,000万円を下回った年は地蔵になる(何もしない)

【この運用が向いている人】
・複利を使った方が早く資産額を大きくできると理解しているが、メンタルもたず途中で少しずつ利確したい!でも資産も少しは増やしたいというワガママ性格
・暴落時の取崩しはメンタルが持たない人
・レバナス以外で資産運用を行っており、レバナスはサテライト運用の人

切り取る期間によって、パフォーマンスは全く異なりますし、さらにリーマンショック以降の10年間はNASDAQ市場が調子が良い時期だったので、その期間を入れるのは一面的側面に過ぎないですが、それでも過去に発生した事実ですので、以下のパターンでシミュレートしてみたいと思います。

○リーマンショック前の最高値でレバナス1000万円到達してからの取崩しパターン

いきなりリーマンショックが起きて252万円まで暴落していますが、レバナスホルダーならこの程度なら許容できるのではないでしょうか。
個人的にはさすが1億円が7500万円ダウンの2500万円になるのはキツイですが、750万円ダウンであれば、労働を数年頑張れば取り返すことができるので許容範囲かなと思います。

その後は、1000万円に戻るまで5年間じっと耐えて2013年にようやく取崩しができるようになりました。
それからは相場が右肩上がりだったこともあり、しっかり利確ができています。
利確をしつつも、コロナバブルでは2000万円を超える額にまでなっております。

取崩し額は合計4783万円、年平均では298万円と、億万長者とはいかないまでもそこそこの結果ではないでしょうか。
リーマンショックをもろに受けてこの結果ですが、その他の相場であれば当然もっと良い結果になるでしょう。

レバナスも途中で取崩しせず複利で運用した方が合理的ではありますが、そんな我慢せずちょこちょこ利確しても一般人からしたら充分じゃないかと感じました。

一つの参考にしていただけたら幸いです。

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