毎年高値でレバナス一括購入した超絶運悪い人の積立投資シミュレーション

投資

はじめに

2024年から新NISA制度となり、レバレッジ型商品は対象から除外されてしまい、2021年まで人気だったレバナスは最近のNASDAQの下落もあり、どんどん存在感がなくなってきているようです。

また、レバナスは爆発的なリターンは魅力ですが、指数の日次の値動きに2倍のレバレッジをかけている分、下落する際は半端なく下落します。
ボラティリティがとても大きく、含み益が一瞬でふっとぶその値動きに精神的に耐えられない人も多いかもしれません。

私はそれでも同じ投資金額で比較すると、ノーマルNASDAQ100よりもレバナスの方が過去のリターンではパフォーマンスが良いし、未来もNASDAQの成長を信じていますので、今後もレバナスをメイン投資対象として毎年定期購入していきたいと思います。

今後も握力強くホールド&追加で毎年定期購入していくにあたり、どんなに運悪く投資しても我慢強く購入していけば問題ないという安心感を得たいので、バックテストによるシミュレーションをしてみることとしました。

ITバブル2年前から毎年高値でレバナス一括購入した場合のシミュレーション

レバナスの元指数のNASDAQ100ベースだと、ITバブルの最高値を2000年3月27日に記録し、その後は誰もが知る大暴落を辿ることになり、ITバブル最高値に復帰するまで元指数ベースで約15年かかっています。
ここでは、この最悪のITバブルの2年前から、毎年レバナスを購入するが、超絶運悪く、すべてその年の高値掴みをしてしまったケースをシミュレーションしてみます。

【条件】
・頑張って日々の生活費を節約し、何とか月5万円、年間60万円を捻出した一般家庭を想定
・購入開始年は、ITバブルのピークである2000年の2年前から開始し、15年間購入
毎年のNASDAQ100指数の最高値時にレバナスを60万円ずつ一括購入し、その後は購入しない(投資元本900万円)
・2年前でもバブルが徐々に始まっており、高値で数年積み立てした後に暴落が来る最悪なパターンを想定している

シミュレーションを行ってみた感想としては、意外と大丈夫かも?でした。

確かに、積み立て当初は元本割れが続いてキツイですが、ただ毎年高値で運悪く購入したとしても、2012年以降は利益が発生していて、投資購入期間15年で元本割れしなくなるのは、一つの安心材料と言えます。
それに、実際、毎年高値を引き続けるのはあり得ないので、実際はもっと良いパフォーマンスとなるはずなので、これを悲観ケースとして考えておけば、意外と耐えれるし、リターンも申し分ないです。

しかし、あくまでこれは過去の値動きを基にしたシミュレーションなので、将来はどうなるか誰にも分かりません。
もっとひどいことになるかもしれないし、バラ色の相場となるかもしれません。
過去の事実に基づくとこういう結果だったということです。

自分的には今回のシミュレーションは、メンタル強化に充分につながる結果となりました。
投資額は少しずつ減らすかもしれませんが、あと10年ぐらいは購入を継続していこうと思います。

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